背筋をのばせ!

猫背な私の行動記録

大学受験に失敗して、良かった。

 

 

頑張るべきときに頑張らないと、本当に頑張りたいときに頑張れなくなっちゃう_

 

 

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昔からなんとなく勉強ができた。

 

授業中に内容を覚え、課題をこなし、テスト前に復習する。

 

それだけで、中学時代は5教科合計400点くらいの点数はあった。

 

勉強なんて、真面目にさえやればできてあたりまえだと思ってた。

 

 

 

 

中二病を中3後期で発症し、まじめに勉強をすることに反抗するようになった。

 

市内topの進学実績を誇る自称進学校・tk高校に合格こそしたが、もはや勉強する気がない。

 

一年時こそ中の上クラスにいたが、その後は下降線。学年320人中320番目の現代文の点数を見て、母の表情がどれだけ曇ったことか。

 

 

当時は深夜アニメにどハマりしており、勉強そっちのけで片っ端から見ていた。

 

毎日一本はアニメを見ていたし、3ヶ月ごとに入れ替わる深夜アニメの1話目は必ずチェックしていた。

 

故にフルで見きった作品数は100くらい行くのではないだろうか。

 

当然勉強時間は確保できないので、週末課題はどんどん溜まる。

睡眠時間も目一杯削っていたので、授業中は寝る、寝る、寝る。

 

 

授業を聞かない、ノートを書かない、課題をしない、そんな生徒はテスト勉強をしようにもできない。点数は下がる。

 

 

 

それだけならまだいい。

 

この生活を一年も続けると、机に座ることすら苦しくなる。

それどころか、授業が始まるだけで机に臥し、瞼を閉じてしまう。

 

人間版パブロフの犬。

 

条件反射で寝てしまう私はもはや、欲望のみに従う獣。

 

「その気になれば本気で勉強できるし、成績なんてすぐ上がる…」

 

最底辺の成績をひた走る私の心の声はもはや負け犬の遠吠えか。

 

 

 

受験期が差し迫っていた。

 

 

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姉が旧帝大の一つに行ったこともあり、私もなんとなく、その旧帝大に行こうと思っていた。

 

私も危機感を持ち始め、アニメをやめて、センター対策を始めた。

 

正直、知識系の勉強は語呂合わせで記憶すればなんとでもなった。

 

でも、数学だけはダメだった。

 

思えば三角関数も、指数計算も、ベクトルも、授業をまともに受けていない。

 

知識だけではどうにもならない。

 

そう、気づいた頃にはもう遅い。

 

 

 

 

それなのに。

 

 

「自分はやればできる」と思い込んで、過去の栄光に縋っていた。

 

 

他の人と比べればたいして勉強してないことくらい、わかってるのに。

 

 

「勉強できない自分」を認めたくなかった。

 

 

だってあの頃は、「できてた」から…

 

 

 

 

 

高校時代の後悔は、勉強しなかったこと。

知識がつかなかったことが問題じゃない、

勉強という苦労を避けた、その姿勢がまずかったと思う。

 

普段から頑張っていなかった私は、結局受験期も最後まで頑張りきれなかった。

 

 

センター試験後、志望校のランクを落としたものの、不合格。

 

滑り止めの私立も、不合格。

 

浪人の瀬戸際で、

 

今の大学に後期試験で滑り込んだ。

 

 

 

 

 

本当に、第一志望に落ちて良かった。

 

もしもたまたま受かっていたら、「頑張らなくても自分はできる」って、妄信しきっていたと思う。

 

そうしたら、この大学生活を頑張ろうと思うことはなかった。 

コミュ障克服も、キャンプリーダーも、引越しバイトも、ありえない未来だったと思う。

 

どこの誰だか知らない神様に、奇跡を起こさなかったことに感謝の意を表したい。

 

 

 

 

 

「頑張ること」が常に正しくて素晴らしいことではないとは思うけれど、

 

それでも私は、頑張れるときは精一杯やりたい。

 

そう思うようになった原点が、不完全燃焼で終わったあの大学受験なのだと思う。